IntroductionMetropical Netは、私ひろふみが個人的に大阪湾岸の空気感に最も似合う音楽を追求し、Suminoe Sounds = 住之江系音楽スタイルとして独自に提案するための実験的サイトです。2005年1月31日に正式公開いたしましたが、元々の前身は2001年7月9日に仮開設したテーマの無い個人サイトで、過去3年半の運営を続けた中で地域回帰の方向に関心を示したことがきっかけで現在の内容に変更しました。元々地元に対する愛着はまるでなかったのですが、生まれ育った過去の大阪住之江では今は亡きエーストーン(エース電子工業・日本ハモンド)・今や世界的企業となったローランドなどにより電子オルガンやシンセサイザーやエフェクターなど電子楽器が開発・生産されていた経緯をある時ふと知ったのです。そして私は2004年頃から音楽機材収集や地域の歴史考察に取り組み始めました。日本におけるロック音楽に欠かせない数多くのアイテムが生まれた一大生産地であったとも言える住之江には、過去万葉集の時代より『うた』と結びついていた歴史が存在していた事実もあり、これらをテーマに作品として何らかの形で発表できればなかなか面白い素材となるのではないかと閃いたのです。そうして私は、それらの住之江製楽器の音を用いつつ住之江・住吉など大阪湾岸の空気感を詠み込んだ、地域発音楽スタイルの提唱に取り組み始めたんです。 Metropical Netでは、大阪湾岸発の独自音楽スタイルを提案する動きを『Suminoenotes Project(仮)』と称して追求しています。Suminoe Soundsのページではローランド・エーストーンの楽器についての考察から、住之江・住吉の歴史背景や土地の空気感を踏まえて大阪湾岸に最も相応しい音はどういったものなのか答えを探しながら展開していきます。そしてサイトで展開する内容を元に、ひろふみによる住之江系解釈で制作したオリジナル楽曲をDemo Tracksに順次公開します。今後扱う内容は音楽的内容以外にも文学やアートや地場産業も含め分野を問わず、あらゆる話題を取り上げていけたらと考えております。Performance Toolsには、ひろふみが収集する楽器・機材類を一同に掲載していますが、そのうち60年代〜80年代のローランド・エーストーン製品で特に個性的・歴史的機種に関しては、改めて機種ごとに詳細な紹介ページを設ける予定です。BlogやBBS、それにEメールでの交流から新たな展開が生まれることもあるかもしれません。 音楽という存在は、自分・家族・故郷・暮らし・もの作り・環境など、身近なあらゆるものから自然と沸き立つべきものであると常に考えています。万葉集の時代から多くの文化人に詠まれ愛された住之江・住吉には、現代においても新たな文化の波を生み出す土壌が変わらず根付いているはずですし、今後歌を残す立場の世代としては太古の万葉歌人が残した時代を越える歌の力にも注目するべきかもしれません。ここ数年音楽や出版文化の低迷が言われてますが、私としては文化面における一発ヒット狙いの東京一元依存が近い将来崩壊し、中央発文化に対抗する地方発の勢いが起きるはずと予想しています。近年問題視される拝金主義による文化的価値観衰退にも危惧する私にとっては、文化が本来あるべき役割を再確認しどういった行動を取るべきかを考え直すきっかけになれば嬉しいですね。そうした流れが本格化し地方発サウンドが全国ブームになった際には、大阪湾岸においてはSuminoe Soundsが行き交う車のスピーカーから鳴り止まない日がやって来ることを密かに夢見ています。 サイト名の由来『Metropical』とは、熱帯的・情熱的(Tropical)で、都会的(Metro,Metropolis)な感性を持って発信するという意味の造語です。私ひろふみの気質に基づいて思い付いた言葉ですが、地下鉄をMetroと言うパリや東京(2004年から)に倣って主流とは一線を画す流れを創り出す意味合いも同時に含めています。 サイトマップhttp://haku.sakura.ne.jp/
にアクセスすると、自動的にPC版・携帯版の各サイト入口へと振り分けられます。 自己紹介名前: ひろふみ(Hirofumi.S) All of words and photo: Hirofumi.S / Index
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