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大和川橋梁(湾岸線)を定点観測


大和川橋梁は、大和川の最下流に架かる阪神高速4号湾岸線の一部となっている自動車専用の吊り橋です。大阪湾に開けた河口を斜めに横切る白い橋は天候や空 気の状態によって雰囲気が様変わりし、八百八橋を誇る水の都大阪の橋の中で私にとっては最も好きな橋の一つです。(現在大阪市内に架かる橋はかつての 808以上の数が存在しています)
小学校の校庭から初めて橋を目の当たりにした時、実はかつて橋の支柱は赤と白の塗り分けがされていたことから煙突と見間違えていたんです。でもよく見ると 車が走っていて、橋と気付いたのは数日経ってからのことと記憶しています。まるで工場の煙突のような物々しい雰囲気の吊り橋でしたが、そんな工業地帯独特 な風景は白一色に塗り替えられた今でもしっかり焼き付いています。このページではそんな私にとって幼い頃から馴染みのあった大和川橋梁を、新なにわ筋(府 道29号線)阪堺大橋の北岸から定点撮影し不定期に掲載していきます。同じ位置での写真を並べる意味は特にございませんが、空や水の動きとか光や色の違い とか、日時によって違う光景をそのまま感じ取っていただければと思います。
※この場においては約2キロ上流に架かる阪神高速堺線など他の大和川橋梁と称する橋と区別するために、大和川橋梁(湾岸線)と称しています。



2005/03/28
雨が上がった後の夜10時頃です。辺りにはまだ湿気が漂っていて、路面が濡れているのが分かるでしょうか。点在する数々のライトが空気と雲を焼くように照 らしていて、間接照明のような雰囲気が生まれています。



2005/03/27
朝は日が差していたのですが、16時頃になると空は一面曇っていました。夜は雨が降ると予報がされていたので傘の準備もしてきたのですが、何とか夜まで持 ちました。その後住之江公園駅付近まで戻った時、驚くことに高校の同級生と7年ぶりに再会を果たすのでした。



2004/12/05
最初に撮った写真がこちらです。携帯電話のカメラを急に取り出して撮影してみたんですが、この撮影位置が今後定点観測における基準と決まることになったの でした。この日は風速20m前後の強風が吹いていて、橋の上は歩けない位風に煽られている人を見かけました。14時頃の空はすっかり晴れていて、強風のお かげで空気が澄んでいるようにも感じます。雨が降った後で川の水量は増しているのがお分かりでしょうか。水面が波打っている様子をかろうじて捉えることが できましたが、 樹木も見当たらない位置なので風を写真に捉えることは難しいですね。


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